立ち読みのマナー

　本屋さんが本を揃えて陳列しているのは、売るためであって立ち読みしてもらうためではない。本は商品だから本当は折り目を付けられたり汚されたりしたら困るのだ。ただ、買う方も表紙を見ただけで買うのも？ということで暗黙の了解で立ち読みは成り立っている。

　所謂、本屋と客との紳士協定みたいなものなのだ。ところが本屋に行くと、

　　　　自分の荷物を本の上に置く馬鹿

　　　　座り込んで読んでいる馬鹿

　　　　写し取っている馬鹿

がいる。オイ！そこの馬鹿！立ち読みにもルールがあるんだぜ！荷物は小脇に抱えろ。抱えられない荷物は足元に置け。置きたくなければ帰れ！

立って読むから立ち読みなんだ。

　買う気持ちが前提、ちょっと内容をチェックさせて頂くという謙虚な気持ちで立って読め！座り込むとは何事か！

買えないなら覚えろ。

　書き写すなんてーのは泥棒と一緒だ！そのくらいの努力をして誠意を見せろ！本は知識を売っているんだ。

どれでも開いて見るな！

　一番上に重ねてある本でチェックしろ！下のを取れるのはお客さんだけだ。買わないお前は客じゃない！

　大きなおせっかい？そうだよ！

（２００１．１２．５）