免許の日は少し前なのですが第一声を出したのが1971年11月7日でした。なぜかと言えば当時は免許状が来るのが免許日より遅かったのです。当時中学2年生の私はずっと免許状が来るのを待っていてこの日が第一声となったのでした。

　最初の交信相手は私より少し前に開局していた同学年の熊本市内の他校の生徒でした。ちょうど秋の文化祭の時期でいわゆる公開運用で波を出しているところで交信が終わった後、その中学校に行ってアイボールQSOとなりました。

　その後も親交がありましたがお互い県外の大学へ行ったこともあり音信が途絶えてしまいました。すでに彼が住んでいた家はなくマンションになり、現在は免許を受けていないので止めたのかな？ひょっとしたら他エリアで開局しているかも知れませんが・・・

　思い返せばいろんな顔が思い浮かびますがみんなどうしているのでしょう？開局して20年後、当時大学生だった人とばったり長崎市で出会い、しかも同じ町内に住んでいるということも・・・ところが不思議なもので、それから30年、元気なのかなと思っていると先日突然電話があり昔話をし再会を約束するなど・・・

　数年前には熊本電波高校の卒業生の現住所を調べると何と諫早市。手紙を出して電話で再開をしたり・・・何だかそんな昔話をする齢になってしまいました。

　1970年台。私にとって思い出が一杯詰まった時期です。

　　　私は100歳まで絶対生きてやるとか・・・

　　　年金1億円もらうまで死なないぞとか・・・

　私のおじさんの年代の人の教えでそう考えていますが、その間に思い出を手繰ってみるのもいいかな〜と。

（２０２１．１１．８）